みなさん、はじめまして!
多治見市・可児市で注文住宅を施工しております『ひかりハウジング』の伊藤です。
はじめに、簡単に私の自己紹介をさせていただきます。
平成6年4月 地方銀行入行(主な担当業務:住宅ローン・融資・資産運用)
その後、結婚・出産(こども二人)・育児を経て仕事復帰。
令和4年7月 銀行を退職し、8月より ひかりハウジングに入社しました。
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士 の資格を所有しています。
これから、元銀行員だから知ることをわかりやすく、中立の立場でお伝えしていきます!
それでは、さっそく・・・
はじめのテーマは 住宅ローンを組む際の銀行選びについて
そもそも銀行選びは重要なの?
いつも使ってる銀行じゃダメなの?
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか…。
結論から言うと、銀行選びはとっても重要! なんです。
それは、なぜだと思いますか?
何となくそう思う。という方が多いのでは?
その理由を簡単にお話すると、
① 返済期間が長期間(35年など)
② 銀行の審査基準がちがう
③ 銀行の適用金利がちがう
④ 住宅に付随する「団信」の種類がちがう
以上4つの事があげられます。
今回は ①返済期間が長期間(35年など)について説明していきますね。
住宅ローンの借入金額はいくらくらいでしょうか?
購入される建物や自己資金の用意できる金額にもよりますが、1,000万円を超えて5,000万円近くになるケースもありますよね。
一番多いのが3,000万円辺りでしょうか?
一般的なマイカーローンとは金額はケタ違いになります。
今後の税制改正にもよりますが、「住宅ローン減税」の制度利用のため10年以上の返済期間を選択される方が多いです。
実際には、ほとんどの方が30年もしくは35年を選択されています。
みなさん、金利だけが魅力的に感じられていませんか?
そうお考えの方にこそ、このブログを読んでいただきたいと思っています。
「金利が低いこと」はもちろん大切です。
金利のことよりも先に①についてお話するのはそれ以上に大切な理由があるからです。
例えば、返済期間30年、35年のライフイベントを想像してみてください。
これから先、35年の長期間に想定されること…
そうです!
ご自身の健康と家族の変化、お仕事のことなどです。
* 子供の誕生などの家族構成の変化
* 子どもの学費・習い事負担
* 病気による休業・失業
* 転職による収入減
* 借主の死亡→団信請求
* 連帯債務型住宅ローン利用中の離婚
* 親の介護などによる働き方の変化・支出増加
* 定年退職による収入減 など。
家を購入することは人生の最大の「夢」であり「希望」です。
だからこそ、私は「夢」「希望」以外の部分もしっかり知っていただきたくて、良いことだけを伝えるのではなく、リスクについてもしっかりとお話をします。
住宅は借入してからが本番なんです!
夢のマイホームに安心して幸せに暮らしていただくために、銀行選びこそ大切にしてください。
・銀行の住宅ローン窓口の対応はどうですか?
・商品知識などは十分なものですか?
・困った時、リスクが発生した際に、相談できるような環境ですか?
まとめです。
35年の返済期間でライフサイクルの変化は誰にでも起きることです。
返済が長期にわたるからこそ、銀行選びは慎重に行ってくださいね。
最後に・・・
私たちはお客様の夢のお手伝いを責任持って行います。
銀行選びについてはもちろん、人になかなか聞けないお金に関することも気軽にご相談ください。
次回は、銀行選びが大切な理由 ②銀行の審査基準がちがう についてお話したいと思います。
次回もお楽しみに!