みなさん、こんにちは!
多治見市・可児市で注文住宅を施工しております『ひかりハウジング』の伊藤です。
前回のブログでは銀行選びが重要だというお話をしました。
なぜ重要なのか。
返済期間が長期にわたるため、ライフサイクルの変化に迅速に対応してもらえるか?
商品についてしっかり理解し、心配事やリスクについてしっかり相談に乗ってもらえるか?
といったポイントをお話ししました。
今回はその理由 ②銀行の審査基準がちがう についてお話します。
会社員の方と自営業(会社経営者)の方についてご説明しますね。
CASE.1 会社員で既に銀行取引(給与振込など)がある
みなさんは、初めて会う人より知っている人には心を開こうとしますよね?
銀行でも同じことがいえると思いませんか?
今までの取引によって多少なりとも審査に相違が出るのは自然なことだと思いませんか?
今、取引があることこそ「最大の審査アピール」なのです
それは、既に「審査の判断材料」を提供しているからです。
ただし、あなたが転職して間もない場合(1年、1年半など)勤続年数2年が基準なのか、3年が基準なのか調べてみる価値はあります。
1年半の場合にはやはり3年の基準がある銀行の審査は通りにくいと判断できますよね。
そして、返済比率といわれるものも銀行によってまちまちです。
■返済比率とは?
住宅ローンを含めた年間の返済額を年収(源泉徴収票の左の一番多い金額、差引前)で割った数字を%にしたものです。
具体的には、年収が400万円の場合、返済比率が40%以内 とか 35%以内 という基準を銀行が定めています。
CASE.2 会社員で現在銀行取引なし(住宅購入がきっかけ)
初めまして!のお客様。銀行にとっては嬉しいお話です。
しかし、銀行はあなたのことを全く知りません。
知らない中でより良い審査結果となるためには、あなたの情報をしっかり伝える必要があります。
もし、あなたが審査する立場であったら、借主となる方を深く知りたいと思いますよね?
銀行が審査しやすいように、正確な情報を伝えてください。
今後の取引についても住宅ローン以外も検討しているのか、住宅ローンだけなのか、実際には検討されることをオススメします。
転職されて勤続年数がわずかな場合には、その理由も必要です。
転勤などのやむをえない理由なのか?転職した職場の年収、条件などの情報開示が求められます。
住宅ローンはセット商品のため銀行の基準は変えられないですが、何か審査する側に良い条件を提示することで「審査結果」に違いは出ます。
特に、取引が全くない場合には意識してみてください。
また、勤続年数や返済比率の基準も銀行によって違います。
どの銀行に審査を提出した方がより良い結果となるのか、考えてみてくださいね。
CASE.3 自営業(会社経営)で既に銀行取引がある
会社経営をされている場合にはご商売のお借入れがあることが多いですよね?
中には無借金経営もありますが・・・
個人的には、会社借入がある場合には、現在の取引銀行で住宅ローンの審査を行うことをおススメします。
なぜかと言うと、お医者さんでいうカルテが取引銀行にある状態だからです。
何か、住宅ローンの基準に合わないことがあった場合でも、普段の取引内容から審査が通りやすくなることもあります。
社長のあなたのお人柄や経営方針などは決算書には浮き出てきません。
そこは、「人」対「人」というところでしょうか…。
審査をする際の収入についてですが、
決算書のどの数字部分を基準に審査するのか?売上か所得か?
3年平均した数字で判断するのか?
減価償却費なども考慮した審査となるのか?
事業年数も、2年か?3年か?
これも銀行の審査方法がちがいます。
どの銀行があなたとマッチするのか?
相性チェックに値するかもしれませんね!
CASE.4 自営業(会社経営)で現在銀行取引なし(住宅購入がきっかけ)
会社経営者の方の場合に、取引のない銀行に相談することはハードルが少し高くなります。
1の例でお話すると、カルテがない状態からのスタートです。
まずは、あなたの会社の状況を知ることから銀行はスタートします。
また、取引のある銀行になぜ相談しないのか?
きっとそんな疑問を抱くでしょうね!
審査期間も普通より1週間ほど余分にかかることも想定されます。
前にお話したように、収入の基準や事業年数なども銀行によって違いが出てきます。
どの銀行に相談するのが良いのか考えてみてくださいね。
・あなたに合った条件の銀行を選びましょう。
・審査基準がちがうからこそあなたに有利な銀行を選びましょう!
最後に・・・
銀行選びについてはもちろん、人には聞けないお金のことなど何でもお気軽にご相談下さい。。
私たちは、お客様の夢のマイホーム計画を精一杯、責任をもってお手伝いさせて頂きます。
次回は、銀行選びが大切な理由 ③銀行の適用金利がちがう
についてお話しますね。
次回もお楽しみに!